深部脳刺激外来(要予約)

概  要

脳深部刺激療法(DBS)専門外来について

当院では脳深部刺激療(DBS)専門医による治療の相談や術後の刺激調整を行っていますのでお気軽にご相談下さい(専門外来は毎月第2火曜日午後)。

脳深部刺激療法(DBS)とは?

脳深部の電気刺激により神経疾患を治療します。治療にあたっては最初に脳外科手術により図のような刺激装置を体内に設置する必要があります。手術といっても決して大手術ではなく、脳外科手術の中では最も低侵襲な手術です。大部分は局所麻酔で、患者さんと話をしながら効果を確認しながら行います。

DBSの対象疾患は?

薬物療法で十分な効果が得られないパーキンソン病や不随意運動症(本態性振戦、ジストニアなど)に対してDBSが行われています。特にパーキンソン病では、十分な薬物療法を行っても症状の日内変動(ウェアリングオフ)や不随意運動(ジスキネジア)のため日常生活に支障のある患者さん、薬の副作用(精神症状や消化器症状など)のため十分な薬物療法ができない患者さん、震えが強くてお困りの患者さんなどが対象になり、DBSによりこれらの症状の改善が期待できます。

担当医 梅村 淳
診療日 奇数月第2木曜日午後(2診)
予約 要予約 ご予約方法につきましてはこちらをご参照ください。