概 要
最近足元がふらつく、歩きが小刻みで転びやすい、認知症(物忘れ)がひどくなった、尿失禁などの症状はありませんか?これらの症状は特発性正常圧水頭症(iNPH)に典型的な症状です。一見これらの症状は、高齢者特有の症状にも思えますが、特発性正常圧水頭症(iNPH)と診断されれば、手術(シャント手術)による症状の改善が期待できます。
特発性正常圧水頭症(iNPH)の症状は、なるべく早く見つけ出し、正しい治療を行うことが大切です。まず、大切なことは、ご本人やご家族から見て、歩行障害・認知症・尿失禁の三大徴候のうち1つでも、少しでも現れ、その原因が明らかでない場合には正常圧水頭症を疑ってみることが重要です。診断には画像診断や髄液循環障害検査(髄液タップテスト)などが一般的ですが、当院では経験豊富な脳神経外科専門医の診察に加え、希望の患者さんには髄液循環検査(インフュージョンテスト)を行いより質の高い診断を目指しております。検査には2泊3日の入院が必要となりますが、まずは水頭症専門外来(毎週金曜日午後)を受診、ご相談ください。
担当医 | 渡邉 瑞也 |
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診療日 | 土曜日午前(2診) |
予約 | 予約不要 |